夫が濾胞性リンパ腫に

夫が濾胞性リンパ腫に

濾胞性リンパ腫のより良い治療のために情報収集と記録のブログです。

2019年11月の定期検診(治療後の骨髄穿刺検査結果確認)

こんにちは。

BR療法治療後の確定診断を得るために骨髄穿刺検査(マルク)を受けました。その内容と背中のシコリ検体検査の結果です。

今回は、11月の定期検診(治療後の骨髄穿刺検査結果確認)です。

 

(⇩各目次は、クリックでとべます。)

 

病院受診日、内容 

【2019.10.15】形成外科

・抜糸

・検体検査結果は脂肪種(良性のできもの)

・特に問題無し。

 

【2019.10.15】血液内科 

・骨髄穿刺検査(マルク)

 

【2019.10.23】耳鼻科

・耳下腺炎⁉(原因不明、耳の下が腫れる)

 

【2019.10.25】耳鼻科

・特に問題無し。

 

【2019.11.11】血液内科(骨髄穿刺検査結果確認) 

完全寛解(CR)

・特に問題無し。

・次回予約 12月16日

 

《血液検査結果》2019.11.11

白血球→4260(基準値内) 前回(10月7日)3790 (基準値3800~9000)
ヘモグロビン16.2(基準値13.0~16.0)
血小板→20.3(基準値内)
Cr(クレアチニン)→1.03(基準値内)
AST(GOT)→18(基準値内)
LD(LDH)243 前回(10月7日)235 (基準値117~236)

S-IL2R→236(基準値内)

β2-MG→1,9(基準値内)
β-D-グルカン→≦5.0(問題無し)

CK→70(基準値内) 前回(10月7日)110 前々回(8月26日)60

アルブミン5.2  前回(10月7日)5.2  (基準値4.1~5.1)

 

 

《医師からの話》

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骨髄穿刺(マルク)検査結果

 

骨髄穿刺(マルク)検査結果ですが腫瘍量は0%でした。私もまさか0%になるとは思っていませんでした。( ☜先生自身、少し驚いた様子で話していました。)

 

PET-CT検査でリンパ腫が完全に消えたとしても、骨髄穿刺(マルク)検査では少し残ってる可能性も覚悟していました。ですが、まさかの0%!有難い限りです。

ですが、先生自身も0%と思ってなかったの?驚きの言葉!

それくらい濾胞性リンパ腫の完全寛解(CR)は難しいのだろうか…。

因みに、主治医に確認したところ

融合シグナルとは、腫瘍量を表すマーカーみたいなモノらしいです。

 

《医師への質問事項》

◎確定診断の完全寛解(CR)となりましたが、これで再発までの時間を稼げますか?

そうなりますね。

 

◎これで再発がなくなることは有りますか?

それは有りません。

 

◎そろそろ、お酒は飲んでもいいですか?

そうですね。お酒を飲むならお薬を全て止めましょうか。

風邪、インフルエンザが流行る時期なので1月まで飲んで欲しいところですが…。まあ、薬を飲んでも風邪、インフルエンザを予防出来る訳では無く、それから来る日和見感染を防ぐだけですけどね。

 

◎薬は、来月の診察日まで飲みます。

お酒を飲む時は、前日と当日の薬は飲まないでください。

 

体調

軟便が続く。☚イトラコナゾール内用液(抗真菌剤)の副作用。

体調は、治療前と比べて70%程度回復。

体重は、治療前から比べるとプラス10kg。

手足のしびれが少し気になる。

月一回、酷い倦怠感を感じる日が有りましたが、今は無くなってきた。

血管が回復したのか?採血時、困ることは少なくなった。

 


まとめ 

今回、白血球数がやっと基準値内になりました。以前、薬剤師さんから抗がん剤は約半年間、体に留まると聞いていたのでそれが抜け始めたからだろうか? とりあえず、こんな時期(風邪、インフルエンザ流行時期)だから白血球数が戻って一安心です。

 

ですが、今回2日間、原因不明の耳下腺炎⁉のような症状になりましたが抗生物質を飲み事なきを得ました。

症状としては

一日目の夜、片側の耳の下がおたふく風邪のように赤く腫れ発熱(37.5度)。

二日目の朝、腫れは随分小さくなり平熱。念のため病院で検査(エコー検査、CT検査、血液検査)したものの原因不明。抗生物質を飲み切り終了。

がん治療後、免疫力が低下しているため、どのような経過をたどるのか予測が出来ないらしく念入りの検査となりました。白血球数が戻ったとはいえ、今後も引き続き注意が必要と痛感した出来事でした。

 

確定診断の完全寛解(CR)となりました。一年前は骨髄浸潤34%、ここから今回は0%!

PET-CT検査では、恐らく完全寛解(CR)と言われていたので今回、完全寛解(CR)のお墨付きをいただけて一安心です。この完全寛解(CR)を可能な限り長期で維持するためにも、何が最善な方法なのか分かりませんが食事療法や運動、なるべくお酒を控えるなど試行錯誤しながら努力していきたいと思います。

 

今後の完全寛解維持期間にもよりますが、今のところBR療法で夫は最高の結果!もしも、再発したら主治医は耐性が出来やすいリツキシマブでは無く、別の治療法でいきたいと言っていました。こんなに効果が有るなら、薬剤師さんが治療間隔一年以上で再使用可能と言っていたBR療法での治療に次回も期待してしまいます。

 

以前、ここでも書きましたが

『濾胞性リンパ腫診断時40歳以下の患者は、50%生存期間が20年を超えている。』

それが、更に新しい資料によると

『進行期にあるⅢ期~Ⅳ期の患者では、化学療法(リツキシマブ併用)が絶対的な治癒には至らないが寛解状態は通常数年持続し、平均生存期間は20年以上です。』

ということは、進行期のⅢ期~Ⅳ期の患者で年齢を問わずリツキシマブを使った化学療法により平均生存期間が20年以上と延びている!そもそも、米国でリツキシマブが承認されたのが1997年、日本でリツキシマブが承認されたのが2001年。リツキシマブを使い始めて約20年経過したところでしょうか。まだまだこの記録が伸びることを期待します。

 

最後まで読んでいただき有難うございます。

この続きは、また。

 

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