夫が濾胞性リンパ腫に

夫が濾胞性リンパ腫に

濾胞性リンパ腫のより良い治療のために情報収集と記録のブログです。

2020年6月の定期検診

こんにちは。

約2ヶ月ぶりの定期検診です。

月1回の定期検診の予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大による影響で、今回も2ヶ月空けての定期検診となりました。今後は、2ヶ月に1回の定期検診となりそうです。

前回同様、病院はいつもより患者が少なく空いていました。お陰で早めに診察を終えることができ、個人的には有難いのですが…明らかに患者が減っています。

日本国内の病院では、新型コロナウイルスの二次感染を恐れ、受診を控える患者が増加しているそうです。このままでは、病院の経営が心配になります。

 

今回は、 6月の定期検診 です。

 

(⇩各目次は、クリックでとべます。)

 

病院受診日、内容  

【2020.6.1】血液内科 

・特に問題無し。

・次回予約 8月3日

 

《血液検査結果》2020.6.1

白血球→5540(基準値内) 前回(4月6日)7670 ※基準値3800~9000
ヘモグロビン→15.8(基準値内)
血小板→19.2(基準値内)
Cr(クレアチニン)→1.07(基準値内)
AST(GOT)→16(基準値内)
LD(LDH)→154(基準値内)
S-IL2R→308(基準値内)
β2-MG→1.9(基準値内)
CK→68(基準値内)
アルブミン→4.6  (基準値内)
尿酸→6.7(基準値内)
アスペルギルス抗原→0.0(基準値内)
リンパ球数1169 前回(4月6日)882 (正常値1500個以上)

eGFR58.6(正常値60以上)

 

《医師への質問事項》

◎血液検査結果のリンパ球数が前回の 882 ➡ 1169 へ大幅に改善しました。現在、新型コロナウイルス感染拡大による影響でテレワーク(在宅勤務)中ですが今後、会社出社となった場合、問題ないでしょうか?

リンパ球数が1000を超えたので、テレワーク(在宅勤務)が終了し、会社出社となってもだいたい大丈夫でしょう。

 

《医師からの話》

◎血液検査結果の eGFR が基準値以下となっています。

腎機能が低下しています。食事の塩分を控えめにして下さい。

 

体調

体調は、治療前と比べて90%程度回復。

体重は、治療前から比べるとプラス10kgキープ。☜テレワーク(在宅勤務)で運動不足により痩せるどころか増加気味。

1日6時間程度の睡眠時間から7~8時間と多めの睡眠時間に変更しても、疲れが取れにくくなった。更年期が始まったのかも…。

 

 


 

夫の免疫力について

免疫力アップのカギとなる白血球の中のリンパ球数、夫は治療が始まって以降、ずーと正常値以下でした。(治療前の数値は未検査のため分かりません。)

それが今回、大幅改善し 1000 を超えました!

 

12月16日:441(正常値以下)

01月20日:699(正常値以下)

04月06日:882(正常値以下)

06月01日:1169(正常値以下)今回

 

リンパ球数の正常値は、1500以上なので相変わらず足りていませんが、主治医曰く「1000を超えたので、テレワーク(在宅勤務)が終了し、会社出社となってもだいたい大丈夫でしょう。」と言っていたたき少し安心しました。

次回の定期検診(2ヶ月後)には、正常値の1500以上になるだろうか?こんな時だからこそ、1日も早く正常値の1500以上に上がって欲しいです。

 

腎機能低下について

そもそも、腎臓はどのような働きをする臓器なのか?これを機に調べてみました。

腎臓は、体を正常な状態に保つために血液を濾過(ろか)し、老廃物や塩分を尿として体の外へ出してくれます。腎臓機能がある程度まで低下してしまうと、腎臓はもとには戻ることはありません。

 

夫の場合、血液検査結果の eGFR が基準値以下の 58.6 でした。 

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画像引用元:協和キリン ホームページ

夫は、ステージ3(G3a)となります。(腎臓機能は、重症度に応じてステージ1からステージ5の5段階に分けられます。)

 

⇩eGFRは、血液検査項目にある 血清クレアチニン値(Cr)と年齢と性別から計算できます。詳しくはこちらをご覧ください。

www.kyowakirin.co.jp

 

今回、初めて eGFR が基準値以下となったので、主治医のおっしゃる通り塩分控えめの食事に気を付ければ、まだまだ大丈夫なはず!

でも、何処を目指せば良いのかが分からない。そこで、更に調べると

 

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画像引用元:協和キリン ホームページ

これによると、1日の塩分は 3g以上6g未満が夫の目標となります。

日本人の食事摂取基準(2015年版)では、男性で8g未満、女性7g未満を1日の塩分摂取量の目標量としているので、少し厳し目でいきたいと思います。

因みに、上記によると塩分だけではなく、タンパク質、エネルギーの摂取制限も有るようです。

 

まとめ 

前回同様、今回も主治医の触診は全く無く、診察終了でした。その上、主治医は前回は無かったゴーグルを付けて完全防備での診察をしていました。

医師が新型コロナウイルスに感染してしまうと、患者全員に感染してしまう可能性が有るため必要最小限の接触で診察を続ける先生も大変だと思います。

また、あるアンケートによるとガン患者の4人に1人が『新型コロナウイルスの感染拡大で治療や検査などに影響が出ている』と答えているそうです。その中で一番、多いのが『自ら通院を延期』次に多いのが『治療の延期』続いて『検査の延期』『手術の延期』だそうです。

夫も一度、新型コロナウイルスによる二次感染を恐れ、定期検診を延期しています。

 

1日も早く、新型コロナウイルスが終息し、安心して治療が受けられる日が来ることを願うばかりです。

 

最後まで読んでいただき有難うございます。

この続きは、また。