こんにちは。
今年は、コロナウイルス感染拡大により基本的に毎日、引きこもり生活です。すると、気付いた時には夏は終わり…朝晩肌寒い秋になっていました。今年の一年は、あっという間に過ぎ去ってしまいそうです。
今回の定期健診は、コロナ以降設置された病院入口の検温チェックカウンターがいつの間にか無くなり…何事も無かったように大混雑でした。
今回は、 9月の定期検診 です。
(⇩各目次は、クリックでとべます。)
病院受診日、内容
【2020.9.28】血液内科
・特に問題無し。
・次回予約 11月9日
《血液検査結果》2020.9.28
●白血球→5240(基準値内) 前回(8月3日)5680 ※基準値3800~9000
●ヘモグロビン→15.5(基準値内)
●血小板→19.5(基準値内)
●Cr(クレアチニン)→1.07 前回(8月3日)1.1 ※基準値0.65~1.07
●AST(GOT)→13(基準値内)
●LD(LDH)→139(基準値内)
●S-IL2R→251(基準値内)
●β2-MG→1.6(基準値内)
●CK→75(基準値内)
●アルブミン→4.9 (基準値内)
●尿酸→6.7(基準値内)
●リンパ球数→1032 前回(8月3日)1039 (正常値1500個以上)
●eGFR→58.3 前回(8月3日)56.6 (正常値60以上)
《医師への質問事項》
夫:BR療法による治療後、約1年4か月が経過しましたが、CT や PET-CT などによる検査は必要ないのでしょうか?
↓
主治医:腫瘍マーカー(S-IL2R)の数値を見る限り必要ないので、まだCT や PET-CT などによる検査は必要無いでしょう。
夫:リンパ球数の回復がこのところ停滞気味なのですが、こんなものなのでしょうか?
正常値まで回復しないのでしょうか?
↓
主治医:こんなものですよ。それに、人によって色々ですね。
体調
体調は、治療前と比べて70%程度回復。倦怠感が戻って来たのか?発熱時のように体が重い。
体重は、治療前から比べるとプラス7kg。☜食べ過ぎを減らすことにより、8月からマイナス3kgの減量に成功。
1日6時間程度の睡眠時間から7~8時間と多めの睡眠時間に変更しても、疲れが取れにくくなった。もしかしたら、更年期が始まったのかも…。
腎機能低下について
腎臓は、体を正常な状態に保つために血液を濾過(ろか)し、老廃物や塩分を尿として体の外へ出してくれます。その腎機能が6月の定期検診以降、低下気味です。
腎臓の働きを表す数値(正常値60以上)
eGFRの判定が 6月(前々回)58.6
eGFRの判定が 8月(前回)56.6
eGFRの判定が 9月(今回)58.3
でした。
まだまだ正常値以下ですが、8月(前回)に比べ、ほんの少し改善しました。
食事の減塩、水分を多めに摂る、減量(マイナス3kg成功)による効果なのか微妙な改善なので分かりませんが、体重に関してはメタボリック症候群(肥満)改善のためにもあとマイナス2kgを目指したいと思います。
再発時の治療法
2019年、主治医の話によると、夫の通院病院で再発時主流の治療方法は
●ベンダムスチン+オビヌツズマブ(ガザイバ)=抗がん剤+分子標的薬
●ゼヴァリン=分子標的薬(放射標識)
です。
オビヌツズマブ(ガザイバ)は2018年7月に承認された新しい薬。
上記2つの治療法は副作用が大きいですが、治療成績が良いので個人的にも非常に期待している治療法です。ただ、ゼヴァリンに関しては2次的なガンを発生させる可能性が高いらしい。
それに現状、個人的に期待する治療法が
●リツキシマブ(リツキサン)+レナリドミド(レブラミド)=分子標的薬+分子標的薬
●オビヌツズマブ(ガザイバ)+レナリドミド(レブラミド)=分子標的薬+分子標的薬
です。抗がん剤を使わない分子標的薬だけの組み合わせです。
昨年(2019年)、夫のBR療法による療後、承認待ちだったリツキシマブ(リツキサン)+レナリドミド(レブラミド)の併用治療法が、2020年2月、再発または難治性の濾胞性リンパ腫および辺縁帯リンパ腫への適応拡大承認を取得しました。
再発時の薬として選択肢が増えることは、非常に有難いです。その上、奏効率は78%となかなかの好成績です。
個人的に大いに期待できるCAR-T療法について
2020年6月、CD19を標的としたCAR-T細胞療法薬lisocabtagene maraleucel(liso-cel、JCAR017)について、再発または難治性の大細胞型B細胞リンパ腫を対象に再生医療等製品製造販売承認申請が行われました。
米国で発表された、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫(PMBCL)、グレード3Bの濾胞性リンパ腫を含む再発・難治性のB細胞性リンパ腫を対象にした試験結果では、奏効率は73%、完全奏効率は53%と、こちらもなかなかの好成績。CAR-T療法は、扱いが難しい治療法とも言われているようですが、今後が大いに期待されます。
こちらが(liso-cel、JCAR017)の情報です。
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まとめ
薬剤性腎障害の原因となる薬は、抗がん剤、鎮痛薬、抗菌薬、造影剤と言われています。そのため、恐らく夫の腎機能低下の原因は、抗がん剤と抗真菌剤です。
再発時の治療法として、個人的に期待しているレナリドミド(レブラミド)は、腎機能が低下した患者の場合、使用が難しくなることがあるようです。
そう考えると、引き続き更に腎機能改善に努めなければ!
最後まで読んでいただき有難うございます。
この続きは、また。