夫が濾胞性リンパ腫に

夫が濾胞性リンパ腫に

濾胞性リンパ腫のより良い治療のために情報収集と記録のブログです。

2024年7月 CAR-T療法(キムリア)輸注後『退院』

 

こんにちは。

CAR-T療法(キムリア)輸注後、18日で無事退院することができました。

CAR-T療法を受けることを決意し予約、その25日後には入院でアフェレーシスを受け、ブリッジング療法(抗がん剤治療)からのキムリア輸注で退院。ここまで約5ヶ月、長かった…😅。(所要日数は病状などによって異なります)

退院後も週2回の通院が有り意外と忙しいですが、どうにか元気にしています😊。

 

今回は、CAR-T療法(キムリア)輸注後『退院』です。

 

(⇩各目次は、クリックでとべます。)

 

 

病院受診日、内容

【2024.7.上旬】退院

 ・『キムリア連絡カード』をいただき退院

※『キムリア連絡カード』とは

常時携帯し、緊急時等に適切な処置を受けられるように、医療関係者に提⽰するためのカード。(サイズは車の免許証サイズ。英語表記が無い為、海外では役に立たないかも😅)

 

退院後、週2回の通院が始まる。(血球減少、低ガンマグロブリン血症、感染症などのリスクが高い為、血液検査で確認。必要に応じてフィルグラスチム、血小板を投与。)

 

 

【2024.7.下旬】通院

 ・血小板 輸血

 ・CT検査予約(8月)

 

 

《 血液検査結果 》

本人(夫)確認用の為、血液検査情報が多くなっています。🙇

【2024.7.上旬】退院後

●白血球数:WBC → 5.47、前回(6月下旬)2.22 ※基準値3.30~8.60
●ヘモグロビン:Hb →13.6、前回(6月下旬)10.1 ※基準値13.7~16.8
血小板:PLT → 99、前回(6月下旬)147  ※基準値158~348
●クレアチニン:CRE → 1.02、前回(6月下旬)0.91 ※基準値0.65~1.07
AST → 23、前回(6月下旬)24 ※基準値13~30
LD(LDH)→ 204、前回(6月下旬)255 ※基準値124~222
●S-IL2R → 1270、前回(6月下旬)2990、前々回(5月中旬)1470 ※基準値121~613
●アルブミン : ALB4.9、前回(6月下旬)4.1 ※基準値4.1~5.1
●尿酸 : UA 4.1、前回(6月下旬)4.5、前々回(6月中旬)5.1 ※基準値3.7~7.0
リンパ球数 → 880、前回(6月下旬)60、前々回(6月中旬)400 ※正常値1500個以上
●eGFR→ 60.1、前回(6月下旬)68.5、前々回(6月中旬)59.2 ※正常値60以上

※腫瘍マーカー(S-IL2R)がやっと下がり始めました😆。

 

【2024.7.下旬】通院

白血球数:WBC → 2.26、前回(7月上旬) 5.47 ※基準値3.30~8.60
●ヘモグロビン:Hb →11.6、前回(7月上旬)13.6 ※基準値13.7~16.8
血小板:PLT → 19、前回(7月上旬)99  ※基準値158~348
クレアチニン:CRE → 1.08、前回(7月上旬)1.02 ※基準値0.65~1.07
AST → 29、前回(7月上旬)23 ※基準値13~30
●LD(LDH)→ 227、前回(7月上旬)204 ※基準値124~222
●S-IL2R → 検査無、前回(7月上旬)1270、前々回(6月下旬)2990 ※基準値121~613
●アルブミン : ALB4.6、前回(7月上旬)4.9 ※基準値4.1~5.1
●尿酸 : UA  6.3、前回(7月上旬)4.1、前々回(6月下旬)4.5 ※基準値3.7~7.0
リンパ球数 → 499、前回(7月上旬)880、前々回(6月下旬)60 ※正常値1500個以上
eGFR→ 56.5、前回(7月上旬)60.1、前々回(6月下旬)68.5 ※正常値60以上

※退院2週間後位から軒並み血液検査結果が悪化し始めてる😨⁉

 

 

体調

2024年6月CAR-T療法(キムリア)輸注後、7月退院。

・発熱無し。

・血小板減少に伴い、気が付かない場所(背中)に皮下出血があったりしたが、鼻血や歯ぐきからの出血などは無し。ただ、採血や点滴跡は必ず内出血する。

・便は、相変わらず少し下痢気味。

・頭髪や髭、眉毛、まつ毛、鼻毛は、キムリア輸注前のリンパ球除去療法中(6月中旬)に生え始める。しかし、頭髪や体毛に限り全体の1/2~1/3程度しか生えてこず、残りの毛根のヤル気を全く感じない😅。また、1㎝程、生え揃ったところで生えるスピードが完全に失速😥。

・体重は、キムリア輸注後2週間程で71㎏まで落ちたが、退院後73㎏まで戻った。

・退院して2週間程の間、軽度の頭痛があったが、現在は無し。

☝ こちらの体調に関しては本人(夫)記入。

 

 

濾胞性リンパ腫発覚からCAR-T療法(キムリア)輸注後 退院

夫のCAR-T療法を機に、告知からキムリア輸注までを振り返り書き留めてみました。(☟前回とほぼ同様の内容ですが少し追記有😅)

 

【2018年01月】夫が濾胞性リンパ腫と告知され「経過観察」

【2018年12月】から1次治療『BR療法』開始し「完全寛解」

【2022年09月】から2次治療『R2療法』開始し、最後の1クールを残して「部分寛解」

【2023年12月】から3次治療『R-CHOP療法』3クール開始

【2024年03月】『CAR-T療法(キムリア)』に向けて「アフェレーシス」

【2024年03月】から4次治療『DA-EPOCH-R治療』3クール開始(level1が2回、level2が1回)

【2024年05月】から5次治療『R-ICE治療』1クール開始

【2024年06月】CAR-T療法前のリンパ球除去化学療法(フルダラ、エンドキサン)

【2024年06月】6次治療『CAR-T療法(キムリア)』輸注

【2024年07月】『退院』

 

キムリア輸注から1週間後、自己触診で鼠径部の腫瘍縮小に気付く。輸注前、全身に小さな腫瘍が残り、腫瘍マーカー(S-IL2R)も基準値オーバーでしたが大幅に数値が下がりました。とは言っても…まだまだ基準値オーバー。

しかし、6月2990から7月1270まで下がり、明らかに今のところ効果が出ています!嬉しい限りです😆。

 

輸注2ヵ月後(8月)にCT検査を受けることになりました。

どこまで腫瘍が減少しているのか?願わくば完全に消えて欲しい!

あと少し一喜一憂の日々が続きそうです。

 

 

 

あとがき

CAR-T療法(キムリア)輸注後、感染症のリスクが高まった為、車で通院の送迎をしています。(帰りは混み合う時間帯では無いのでほぼ電車で帰宅😁)

我が家には車が無いのでカーシェアを利用し…私は数年ぶりの運転です😅(主治医の指示で夫は現在、運転禁止)。最初はドキドキでしたが、週2回も運転していると直ぐに慣れるし快適で便利♪ 

夫を病院前に送って即帰宅すれば、往復1時間15分で1,100円。(安全保障サービス追加なら+550円。6時間以内の利用なので距離料金無。)我が家の場合は、タイムズカーシェアを利用し、タクシーよりお得でした😆。

最近は、「熱なしコロナ」の患者が急増していると聞くので、しばらくは混雑時の電車を避けてカーシェアにお世話になりそうです。

 

最後まで読んでいただき有難うございます。

この続きは、また。

 

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