夫が濾胞性リンパ腫に

夫が濾胞性リンパ腫に

濾胞性リンパ腫のより良い治療のために情報収集と記録のブログです。

2023年10月の定期検診 『エバシェルドの影響か⁉』

 

こんにちは。

今年は暑い夏が長く続いた為、過ごしやすいはずの10月があっという間に過ぎ去ろうとしています。

振り返ってみると、春以降から腫瘍マーカー(S-IL2R)は、じわじわと右肩上がり。(かろうじて基準値内だけど…)

どうにか経過観察で今回も無事、乗り切ることができました。

 

今回は、10月の定期検診 『エバシェルドの影響か⁉』です。

 

(⇩各目次は、クリックでとべます。)

 

 

病院受診日、内容

【2023.10.下旬】血液内科

・経過観察継続

・次回予約 12月下旬

 

 

《血液検査結果》2023.10

●白血球数:WBC 4.79(基準値内)
●ヘモグロビン:Hb 15.1(基準値内)
血小板:PLT 124、前回(8月下旬) 159  ※基準値158~348
クレアチニン:CRE1.17、前回(8月下旬) 1.11 ※基準値0.65~1.07
●AST 20(基準値内)
●LD(LDH) → 215(基準値内)
●S-IL2R →2270、前回(8月下旬)591、前々回(7月上旬)430 ※基準値121~613
●アルブミン : ALB → 4.4(基準値内)
尿酸 : UA → 7.6、前回(8月下旬)6.6 ※基準値3.7~7.0
リンパ球数 728、前回(8月下旬)998、前々回(7月下旬)851 ※正常値1500個以上
eGFR→ 52.0、前回(8月下旬)55.1、前々回(7月下旬)54.0 ※正常値60以上

※S-IL2Rの数値は当日、出ないため次回診察日に知らされます。(分かり次第、後日追記)

 

 

体調(経過観察中)

2022年9月から2次治療(R2療法)開始し、2023年8月最後の1クール残し終了。

5月下旬頃から、腹部片側に鼠径(そけい)ヘルニアに似た膨らみが現れる。7月下旬に突然、肥大化が始まり、CT検査でリンパ節の腫れと判明。8月、生検で1つ摘出後から鼠径(そけい)部の残りの腫瘍がひとまわり縮小。(突然の縮小、濾胞性リンパ腫あるある⁉なのだろうか)

 

倦怠感は、徐々に軽減されてきたのを実感できるが、体力は戻ってないのか夕刻には治療前にない疲労感が出てくる。足などがつることは無くなった。ドライアイのような目の痛みも随分と軽減されきている。ただ、下痢がなぜか服薬を止めてから続いている。関連性が有るかどうかは不明。

 

新型コロナウイルスの罹患を避け、2次治療(R2療法)開始前から完全在宅勤務継続中。基本、外出は通院のみなので運動不足解消の為に週1回の軽いウォーキング継続中。

 

 

エバシェルドの影響か⁉

2次治療(R2療法)中、2022年の10月に1回目、2023年の4月に2回目の新型コロナウイルス感染症予防の中和抗体薬「エバシェルド」を接種しました。

4月に2回目接種以降、248まで順調に下がっていた腫瘍マーカー(S-IL2R)が上がり始め、更に明らかに触診で分かる範囲の腫瘍が一度消えたにも関わらず、また現れました。

順調に進んでいたはずの治療が突然、効果を失う原因が「エバシェルド」と関係があるのか⁉または、偶然なのか⁉分かりませんが、念のため3回目以降の「エバシェルド」接種を一旦、見送ることにしました。

 

それでは、新型コロナワクチン接種は、どうなのか。主治医が血液検査で体内の『IgG』の数値を調べてくれました。結果、夫の『IgG』は基準値以下の441でした。

『IgG』が少ないと新型コロナワクチン接種を受けても十分な抗体ができない可能性があるとか…。つまり、夫は新型コロナワクチン接種を受けてもやはり効果が期待できないのかも。

※『IgG』:免疫グロブリンの一つで細菌やウイルスと結合して無毒化し、体を守る働きがあります。基準値は、870~1700mg/dL。

 

こうなったら…人混みを避け、引き続き完全在宅勤務を継続するのみです。

新型コロナウイルス治療薬が有るとは聞くけれど…)

 

あとがき

新型コロナウイルス感染症が5類になったとはいえ、夫のようにワクチン接種で十分な免疫応答が得られない可能性がある人&重症化リスクが高い人には、まだまだコロナは怖い存在です。

少し気になったので、『日本人の何割がコロナに感染したのか』について調べてみました。献血ルーム等を訪れた人の検体を利用して感染抗体(過去に感染した場合に産生される抗体)の有無を調べた結果を見つけました。それによると、2023年5月時点で42.8%。つまり、約4割が既にコロナに罹患経験有りでした。

親戚家族の罹患経験者を数えてみるとほぼ同じ割合。コロナの特効薬もそうだけど、この際『IgG』を増やす飲み薬の開発を切に願います。

 

最後まで読んでいただき有難うございます。

この続きは、また。

 

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