夫が濾胞性リンパ腫に

夫が濾胞性リンパ腫に

濾胞性リンパ腫のより良い治療のために情報収集と記録のブログです。

2022年2月の定期検診 『とりあえず経過観察』

f:id:mango1132:20220323164626j:plain

 

こんにちは。

先月、セカンドオピニオン後の定期検診を受けてきました。

主治医から改めて治療についての考えを聞かれ、先ずは経過観察を希望したいと伝えてみました。

 

今回は、 2月の定期検診 『とりあえず経過観察』です。

 

(⇩各目次は、クリックでとべます。)

 

 

病院受診日、内容

【2022.2.21】血液内科 

・腫瘍マーカー(S-IL2R)が右肩上がり。

・とりあえず経過観察。

・次回予約 3月28日(3月25日、CT撮影のみ)

 

※腫瘍マーカー(S-IL2R)の数値は、当日には出ないので次回の診察時に結果を伝えられます。

 

 

《血液検査結果》2022.2.21

●白血球→6739(基準値内) 前回(1月17日)5760
●ヘモグロビン→16.4(基準値内)
●血小板→17.7(基準値内)
Cr(クレアチニン)→1.08 前回(1月17日)1.12 ※基準値0.65~1.07
●AST(GOT)→16(基準値内)
●LD(LDH)→151(基準値内)
●S-IL2R→851、前回(1月17日)1020、前々回(12月6日)758 ※基準値145~519
β2-MG→2.1 ※基準値≦2.0
●CK→65(基準値内)
●アルブミン→4.8(基準値内)
●尿酸→7.3(基準値内)
●リンパ球数929 前回(1月17日)991 (正常値1500個以上)

eGFR→57.4 前回(1月17日)55.1 (正常値60以上)

 

※ 腫瘍マーカー(S-IL2R)は、2021年9月から基準値オーバーとなり少しずつ上昇を続けています。

 

《医師からの話》

主治医:治療についてですがどうされますか。

夫:先ずは、経過観察を希望したいと考えています。

セカンドオピニオンの先生からは

●「今の段階で治療してもよいと考えます」

●「治療法は、GB療法またはR2療法」(☜主治医が提案する治療法と同じ)(R2はアール・スクエアと読みます)

●「限られた治療法を温存しておくために、経過観察を続け病気が進行してしまうと臓器障害が出てきてしまったりデメリットも有るのでバランスの問題」

●「腫瘍量だけで見ると、低腫瘍量の部類に入る

と聞いています。

(※セカンドオピニオンの先生から主治医にセカンドオピニオン時の相談内容が手紙で届いているはずなのですが、この考えに至った経緯を大まかに説明しました。)

 

夫:治療をする場合、治療法はR2療法と考えています。

セカンドオピニオンの先生からは

●「コロナ禍で言えば…R2療法:リツキシマブ+レナリドミド(レブラミド)のレナリドミドは、飲み薬なので病院に来る頻度が少なくて済み、コロナ禍の中ではやりやすい治療

と聞いています。

 

主治医:生検を受けられますか?

夫:骨髄穿刺(マルク)の結果では、濾胞性リンパ腫となっていますし、特に生検の必要は無いとご説明いただいたので受けません。

(※前回の定期検診時と同じ質問をされ一瞬、驚いたけれど、同じ回答をしました。セカンドオピニオン後に考えが変わると思ったからか?単に完全に忘れているのか?謎ですが…笑)

 

 

《医師への質問事項》

夫:定期検診を例えば半月毎など頻繁に受けることになっても良いので、経過観察できないでしょうか。

主治医:半月毎の必要は無いけれど、先ずは、CT検査で腫瘍量の増大を確認してみましょう。

2021年12月撮影のPet-CT画像と見比べる時間が必要なので、出来ればCT検査と定期検診の日にちを同日にしない方が良いですね。

 

 

体調

2021年12月のPET-CT検査で1~2㎝程のリンパ節の腫れが頸部、腋窩、腹部、鼠蹊部に有り。骨髄浸潤有り。B症状無し。

セカンドオピニオンで少し脾臓の腫れを指摘され、PET-CTで赤く写っている訳では無いけれどリンパ腫の影響らしい。特に症状無し。

 

初回治療(BR療法)後、約2年半経過しましたが、体調は治療前と比べて90%程度回復

体重は、初回治療前から比べるとプラス7kgを維持。(☜ 初回治療前は、糖質制限食中心の生活のため痩せ気味)

 

 

まとめ

今回の定期検診でとりあえず経過観察となりましたが、まだまだ血液検査やCT検査などの結果次第で即治療の可能性も有り…そうなれば、治療法は今のところ2020年2月に承認されたばかりのR2療法:リツキシマブ+レナリドミド(レブラミド)の予定です。

R2療法は日本で承認されて約2年の為、濾胞性リンパ腫患者のR2療法経験者のブログなどを探しているけれど、まだまだ少なく情報不足です。

ですが、セカンドオピニオンの先生曰く、R2療法のレナリドミド(レブラミド)は元は多発性骨髄腫のお薬。新薬の開発も勿論だけど、こんな風に濾胞性リンパ腫の治療に効く既存薬の発見にも大いに期待しています。

 

最後まで読んでいただき有難うございます。

この続きは、また。

 

☟ 桜の3Dポップアップカードです!

貰って嬉しいインテリアにもなる華やかなカードです♪